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Linuxエンジニア日記
VMwareESXのvswapの役割とは
2008-12-17-Wed  CATEGORY: VMware
前回に引き続きESXのお話。

仮想マシンを作成しPowerOnすると、LUN上に仮想ディスクのvmdkファイル以外に
vswapという巨大な物理ファイルが作成される。これは仮想マシンに割り当てたメモリと
同じだけ領域が取られので、仮に仮想ディスクを10GB、仮想マシンのメモリを4GB割当て
たと仮定すると合計14GBの領域がLUN上に必要になる。

なのでLUNを作成する時には予めvswap領域も計算して空き領域を確保しておかないと、
仮想マシンのPowerOnが出来ない。vswapは仮想マシン起動時に作成されるが、こいつが
作れないと起動にこけるからである。
(ちなみにPowerOffのステータスだとこのvswapのファイルは作成されない)

ではこいつはそもそも何の為に必用なのか?
ここでまた前回お話したメモリバルーニングという言葉が出てくる。

バルーニングとは、ある仮想マシンからメモリを強制的に解放する機能なのだが、
実際は仮想マシンに上にインストールされているvmmemctlというドライバが行っている。

但し、以下の理由でvmmemctlが使用できない場合このvswap領域にスワッピングされる。

・vmmemctlドライバが未インストール
・vmmemctlドライバが無効にされている
・vmmemctlドライバがOSのブート中などで実行されていない
・vmmemctlドライバが仮想OS自体の負荷などですばやくメモリを解放してくれない

スワップは性能的によろしくないので、普段はバルーニングが優先して行われる。
しかし上記の理由などでバルーニングが出来ない場合には、確実にメモリの解放を行う為
スワップが使用されるのである。その為、割当てメモリと同サイズの領域が必要らしい。

ちなみにデフォルトではvswapは仮想ディスクと同LUN領域に作成されるが、
sched.swap.dirパラメータで変更は可能である。

今回のお話は以上。

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